見に来てくださりありがとうございます。
先日、私宛に宅配便が来まして送り主のお名前を見て、懐かしい気持ちになりました。数年前まで夫の仕事の関係で甲信越地方に住んでいたのですが、親戚も知り合いもいない土地でとても親切にしてくださったご姉妹さんからでした。大きな箱の中身はとうもろこし。それも箱に詰められるだけ詰めてくださったようで、ぎゅうぎゅうになん十本も!🌽🌽🌽
私たちが住んでいたのは冬はとても雪深い地域でしたが、自然豊かでちょっとヨーロッパの山岳にも似た雰囲気で、関西の田舎出身の私には山の裾野まで広がる風景が、とても雄大に見えました。
夏、冷涼なこの地域でとれるとうもろこしが柔らかくてみずみずしく、そして甘いこと!生食でも食べられるというとうもろこし(地元の方は「もろこし」と言われていました)を初めて口にしたときはその甘さに感動しました。
関西に戻ってきてからも、夫と「また旅行ででも行きたいね~」と話をすることがあります。春の筍(根曲がり竹)、夏のもろこし、秋の新蕎麦、冬の蜜入りりんご。食べもんばっかりかい!と突っ込まれそうですが本当にどれも味が記憶に刻まれる美味しさなのです。
「自由に動くことができない状況で少しでも元気になってもらえたら…。」と送ってくださったお気持ちがとても有難く嬉しかったです。ありがとうございました。今日も美味しく頂きます。
あの頃を思い出して、大好きな風景の中に猫たちを遊ばせてみました。
そろそろ真っ白な蕎麦の花が広がっている頃でしょうか。そのあと来るのは黄金色に染まるカラ松の晩秋、そしてある日、白一色に変わる冬。
またそのうち必ず訪れます。
今回は私個人の思い出のイラストでした。お付き合いくださりありがとうございました。
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