また一歩

見に来てくださりありがとうございます。
つい最近も暑い暑いと言っていたのにもう10月。
そして1日の今日はメルの推定誕生日。5歳になりました。

メルは生後半年~1歳未満くらいの時に、私が初めて自分で保護した猫です。
初めて野良猫を保護するという初心者に、いきなりハードルの高いメルを派遣するとはNNNもやってくれます。
当時を思い返すと、よく心が折れなかったなと思います。

何をしてもシャーしか言わないメルにどう接すればいいのか、何週間経っても心を開いてくれないメルはこの先、人との暮らしを受け入れてくれるのか。夫が長期出張で不在の中、不安だらけの日々でした。

↑保護して1ヶ月ほど経ったころ。おもちゃで気を引こうとしたら奪い取られた図。
まだ遊びの楽しさを知らない目をしています。

その後ノアと共に暮らすようになったメルは少しづつ変わっていきました。

野良猫から家猫へ、人と暮らすことを受け入れたメルの覚悟は相当なものだったはず。
そこにはノアの存在が大きく影響していたと思います。初めて気を許せる存在ができたこと、それが今のメルへつながっていると思うと、ノアには感謝してもしつくせません。

マンガに描いたように人の手を怖がるメルは、顔に手を近づけられることが苦手でした。
今でも完全に克服したわけではなく、不用意に手を近づけると慌てて逃げてしまいます。
手に慣れてもらうためしっぽから始まり、おしり、背中、お腹、足…と数年かけて少しづつ、撫でてもいい範囲を広げてきました。

そして5歳を迎えるこの秋、私の手にメルから顔をすり寄せてくれたのです。
はじめは偶然当たっただけかと思いましたが、翌日もスリッと手に頬をこすりつけてくれてジーンとしました。

これからも一歩づつ距離を縮めてくれるメルを見守り、一年前には想像もしていなかった変化に戸惑いたいと思います。

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