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本日は写真更新になります。
今回は前の記事で少し紹介しましたキャットウォークについて、完成までの経緯や製作するうえで感じたことなどを振り返りたいと思います。キャットウォークの設置をお考えの方がいらしたら、一例としてご参考になればと思います。
以前からノアは冷蔵庫の上が好きで、電子レンジや食器棚を経由してよく登っていました。ベッドを置くと昼寝をするようになり、さらにノアを追ってメルまで登るように。
しかし登るのも降りるのもキッチンなので、そのたびに毛がパラパラパラ…。
そこでキッチンを経由せずに冷蔵庫の上へ行けるキャットウォークを作ろうと考えました。
わが家はキッチンとダイニングとリビングの区切りがないLDKタイプ。このタイプは壁面が少なく、実際わが家もふすまとドアと階段があるため、キャットウォークを付けられるのは天井近くのスペースのみ。
そこでまず、足掛かりとなるキャットタワーを設置しました。リビングに置くので、できるだけホコリの出にくい綿ロープと板で作られているシンプルなものにしました。
ちなみにふすまの爪跡はレオンの生きた証です。(ただ直してないだけ)
次は壁の下地探しです。キャットウォークを取り付ける壁の内部は一般的な石膏ボードですが、数か所に下地(木材の部分)が入っています。この下地が入っている場所に取付金具を付けることで強度が増すと考えました。
壁の中の下地を探すには手でコンコンとノックして音の違いで探す方法もありますが、より正確に調べるなら専用の器具もあります。
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センサーで調べるタイプと細い針を刺して調べるタイプがあり、夫は両方使ってみて最終的に針を刺すほうで場所決めしていました。差し穴はほとんどわかりません。
下地がある場所がわかったらそこにマスキングテープを貼って、キャットウォークの金具を取り付ける位置を決めました。
いよいよ施工です。キャットタワーがいい工具置きになっています。
棚受金具を取り付けた支柱をマスキングテープの位置にネジで固定していきます。下地がある場所にネジ止めしていますが、念のため石膏ボード用のアンカーも使用しました。アンカーは石膏ボードに打ち込んだネジの強度を上げてくれるものです。
棚受金具に踏み板をネジ止めしていきます。踏み板は厚さ18mm、奥行き250mmのパイン集成材を使いました。板の上で猫が方向転換することをも考えて奥行きは200mm以上あると安心だと思います。長さは棚受金具の間隔によって、600~1200mmのものを使い分けました。
製作作業をながめるノアさん。まだキャットウォークが自分のためのものだとはわかっていないよう。
同様の作業を進め、とうとう完成しました!
(下の写真、パノラマで撮影したので湾曲してますが一直線の壁です)
右端のキャットタワーから左端の冷蔵庫まで床に降りずに移動できます。段違いにしているのは勢いよく走るのを防止するためです。
それでは実際に使っている様子をご覧ください。
…ふつうに勢いよく走ってるし。踏み板と壁を直接つなぐ補強金具も付けておいてよかったです。
ノアの動きを見ていると耐荷重は猫の体重の3倍はみて、踏み板の重さもふまえてしっかり補強することが大事だと思いました。
ノアはすっかりキャットウォークが気に入って毎日登ってくれています。
メルはまだ冷蔵庫どまりですが、いつかノアと一緒に使ってもらいたいです。
着々と猫仕様になっていくわが家。念願のキャットウォークを作ってくれた夫には感謝です。
長くなりましたが最後まで見てくださりありがとうございました。
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