帰省した話②~ラテの中の記憶~

見に来てくださりありがとうございます。
ラテの近況を描きたいと思いながらも私自身なかなか会いに行けず、先日やっと帰省した際に顔を見せたら、シャーッと不審者認定されました。

私には塩対応のラテですが実家にはもうすっかり馴染んでいます。毎晩家族の誰かと一緒に寝て、朝になると母と姉それぞれに時間差でごはんをねだる、したたかさまで身に付けていました。

ラテが実家に行ってひと月ほど経った頃、急に父に懐くようになったと聞きました。
自力で立ち歩きが困難な父はラテのお世話はもちろん、自分から構うこともありません。

ソファに座る父に寄り添うラテの写真を見て、「ラテがここを自分の家だと認めてくれた」と嬉しくなりました。
父にとってもラテが側にいてくれることは、弱った身体と心の癒しになったのではないかと思います。

そしてもうひとつ思ったことは、ラテは高齢の方に飼われていたか、ごはんをもらっていたことがあるのではないかということです。

保護前からある程度人に馴れていたラテ。出会った当時は痩せて腹ペコ状態でしたが、毛並みや肉付きを見ると生粋の野良猫ではない感じがしました。

どのような過去があったのか知ることはできませんが、ラテにとって人間は寄り添い、甘えられる存在であったに違いありません。
優しく温かい手を差し伸べてくれていた人…そしてそれを忘れずにいてくれたラテにも感謝の気持ちです。ありがとう。

***

母と雑魚寝中のラテ。

姉の膝、乗っ取り。私にもしてほしかったな~。

ラテの寝相は盆踊りスタイル。

姉の足元にまとわりつく様子。ごはんのお皿の前まで誘導されるそうです。

次回は帰省中に思い出した出来事のお話です。お楽しみに!
(たった一泊の帰省をどこまで引っ張るんだか)

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